みんなで記者会見(自己紹介ワークショップ)
これは Rails Girls Japan Advent Calendar 2016 の5日目の記事です。
前の記事は 2日目:katorie さんのわたしとRails Girls でした。
イベントやワークショップなど初対面同士の人が多くいる環境ではアイスブレイクだったり自己紹介の方法でその日一日の温度感が決まってしまう事もありますよね。もちろん一日あれば打ち解けるチャンスはたくさんあるのでしょうが、早めに打ち解けて盛り上がれる方がより楽しい一日が過ごせるのではないでしょうか。
そこで RailsGirls Kyoto 4th で記者会見式自己紹介の “みんなで記者会見” という方法をやってみたのでご紹介します。(わかりやすそうな名前を勝手に付けてみました。) この方法を提案してくれたのは @yoobu7 という RailsGirls Kyoto 4th のオーガナイザです (大学で先生に教わったらしい)。
今回紹介する内容は私のアレンジが若干入っていると思いますのでご注意ください。
まず A4用紙に
- 名前 (ニックネームなど)
- 自己PR的な内容のもの
- 職業
- 趣味
- 主な活動地域 (とか出身地など)
- 好きな○○
- 嫌いな○○
- ここに来た理由、今日の意気込みなど
- etc…なんでもOK
を書いてもらいます。
白紙の用紙に書いてもらうも良し (バランスなど様々で性格が出ておもしろいです) 。
よちよち.rb の Organizer でもあり RailsGirls Tokyo などでも活動されている @yucao24hoursさんが書いている様子。この写真使ってもいいかどうか聞いたらすぐに快諾いただいた :)
下の写真のようなテンプレートを用意するのも良し (情報が見やすい) ですね。
RailsGirls Kyoto 6th で使われた普通の自己紹介のテンプレート
- その日一緒にワークショップを行うチーム (※1) で分かれて輪になります。(空間に余裕がある場合は キャスト席と記者席を分けてしまって人が移動する形のほうが、本当の記者会見感がでてノリが良くなったりします。)
- ※1 3〜7名 (5±2名)くらいで1チームにする事が多いです
- キャスト役 (記者会見する人)と 記者役を決めてキャスト役を時計回りの順などで回していきます。
- 自己紹介カードの情報をもとに記者役の人たちがキャスト役の人に「相手の事をより深く理解するための質問」をします。一問一答でテンポよく質問と回答を繰り返すとリズムができて質問も回答もしやすくなります。
- (オプション)
- 司会役を作っておくと 答えにくかったり、イヤそうかな?という質問はさっと流せたりするので便利です。
- 午前に1回、午後にチーム替えをしてもう1回やったりするとより多くの人とのコミュニケーション動線のきっかけになったりします。
このような形式を取ることで発信のみに偏りがちな自己紹介を相互のコミュニケーション動線を作り、記者役自らが質問を作り出す事でより相手を知ろうという気持ちを自然に引き出していく効果がありそうです。
お互いを知るための自己紹介なのに会話が少ない。素早く打ち解けて盛り上がれるようなアイスブレイクがしたい。という方はぜひ試してみてください !